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★マイクロスコープとは?

マイクロスコープは肉眼では見えないものを3~30倍ぐらいまで拡大することが可能なので、あらゆる治療に活用することで大きな成果が期待できます。

★むし歯治療
マイクロスコープでむし歯の患部を高倍率で見ることによって、歯を削る際はその範囲を最小限に抑え歯の削りすぎを防ぐとともに、むし歯の取り残しを防ぎます。また、削った部分をふさぐ際にも、わずかなすき間や段差を見逃しにくくなり、歯のかみ合わせを考慮したより精密な詰め物に仕上げることが期待できます。

★ 根管治療(歯の神経の治療)
根管治療とは、むし歯が歯髄と呼ばれる神経や血管を含む組織に達した際に、歯をできる限り残すために歯髄を取り除き、根管内を消毒し、細菌が再び侵入しないように詰め物をして完全に封鎖するものです。
根管の数は個人差があるため、肉眼では発見できないものもあります。マイクロスコープを用いれば、根管の見落としを防ぎやすく感染源の除去がよりよく行えると考えられます。

★補綴(ほてつ)治療
歯が欠けてしまったり、歯を失ったりした場合に、クラウン(歯全体を覆うように被せる人口の歯)や入れ歯などの人工物で補う治療です。「支台歯形成」という土台となる歯を補綴物に適した形態に削る際に、マイクロスコープを活用します。それにより、歯と補綴物のすき間を極力抑え、むし歯の再発予防につながることが期待されます

★歯周病治療
歯周病とは歯茎や歯を支える歯槽骨や歯肉になどの歯周組織が歯周病菌に侵される感染症です。
歯周病治療では、歯周ポケット(歯と歯茎部分の溝)に潜む細菌や歯石を除去していくことが大切ですが、歯周ポケットの中は肉眼では見えず手探りで処置をしていくことになります。マイクロスコープで治療を行うことで歯周ポケットの奥深くにある細菌や歯石まで除去することが可能となり、また、歯茎を傷つけず、痛みや出血を抑えられます。

★口腔外科手術
フラップ手術(基本的な歯周病治療が行われた後に症状が回復しない場合、歯茎を切開し、深い歯周ポケットに残存しているプラークや歯石などを直接目で確認して除去する外科的処置)、歯根端切除手術(根管治療をおこなっても症状が改善しない場合に、歯の一部だけを外科的に取り除くことで症状の改善を図る処置)、埋伏歯の抜歯などにおいて、マイクロスコープを使用することで患者さんの体への負担を最小限に抑えつつ、治療精度の向上に繋げられます。